肺がんを中心とした内科的治療とがん免疫療法の経験を生かし、がん患者さんの日常のケアをしてくれる文京クリニック。
ここではがん治療の特徴や治療法、基本情報をまとめています。
丸山ワクチンは半世紀以上にわたってがんの治療薬として活躍しているワクチンです。最近の研究で丸山ワクチンは人間の皮膚直下に存在する樹状細胞を活性化してがん細胞を退治するキラー細胞の誘導を高める効果あることが判明しました。
丸山ワクチンは未だに治験薬となっており、使用には治験への参加に同意した医師の承諾書が必要となっております。
倉根院長は日本医大ワクチン療法施設の嘱託医としての見地から丸山ワクチンは有効であると考えており、文京クリニックでは丸山ワクチンによる治療を選択できます。
自家がんワクチン療法はセルメディシン株式会社社長の大野忠夫博士が開発した癌の特異的免疫療法のひとつです。
この療法は、患者さん自身のがん細胞を識別し、攻撃するキラーT細胞を身体の中で誘導、活性化させることでがん細胞を退治しようというもの。
癌には個性があり、同じ人間から発生した肺がんと胃がんではがん細胞の顔つきが違います。
また、違う人間が同じ肺がんであったとしてもがん細胞は異なっています。
このように多様性のあるがん細胞を退治しようと思った場合、従来であれば非常に大変なプロセスを経てリンパ球を培養する必要がありました。
自家がんワクチン療法の画期的なところは手術で切除した患者さん自身のホルマリン漬けされたがん組織を使ってキラーT細胞を患者さん自身の身体の中で誘導できるのです。
文京クリニックでは、肺がんを中心としたがん治療に従事してきた経験から、点滴療法研究会指導のもと、高濃度ビタミンCの点滴療法を採用しています。
倉根院長は当初この療法に対して懐疑的だったそうです。
しかし、実際に患者さんに投与し、全身状態の改善、がんの縮小などの結果を得たことで、効果がある患者さんもいると実感しています。
文京クリニックでは点滴療法研究会を通じてMylan社製のVitaminCを使用しており、治療には事前予約が必要となります。
掲載している治療法は保険適用外の自由診療が含まれており、自由診療は全額自己負担となります。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。
また、副作用や治療によるリスクなども診療方法によって異なるため、不安な点は、各クリニックの医師に直接確認・相談したうえで治療を検討することをおすすめします。