東洋医学などの多方面の治療経験に基づき、新しい医療のテーマを診療に活かすことを目標としている陳瑞東クリニック。ここではがん治療の特徴や診断方法、基本情報をまとめています。
自家がんワクチン療法は手術時に切除した組織標本(2グラム)からワクチンを作製します。
患者さんから摘出したがん細胞と、免疫の働きを強める材料を入れ患者さんに注射する治療法です。免疫細胞ががん細胞の特定をしやすくなり、効率的にがん細胞を退治してくれます。
がん抗原はがん細胞ごとに違うため、自家がんワクチンは患者さんごとに別々のワクチンが作られます。自分だけのがん治療が行えるのです。
身体を構成している正常な細胞に発がん物質、ストレス、ウィルスなどの刺激が加えられると遺伝子の異常が引き起こされ、がん細胞に変化、異常増殖をくり返すようになります。
常時、がん細胞は体内で発生していますが、がん細胞を認識してリンパ球に情報伝達をおこなう樹状細胞やがん細胞を攻撃するリンパ球が監視し、発見次第これを退治します。免疫療法はこの監視、発見、退治の機能を高める療法です。
自己リンパ球培養療法は、血液中のリンパ球を1000倍以上に増殖させます。培養するリンパ球の種類は目的によって異なりますが、陳瑞東クリニックではTリンパ球全体を増殖する方法とNK細胞やγδ細胞を増殖させる方法を採用しています。
アミノインデックス検査(AICS)はがんのリスクスクリーニングを血液検査のみで行うものです。
AICSは味の素が確定した、がんの種類ごとに計算されるリスク判定の式。5種類のがん患者約2千人と健康な人間ドック受診者約1万7700人のデータを基に編み出されました。味の素が独自開発した技術を臨床応用しています。
現在は、胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん、乳がんが対象です。
がんマイクロRNA検査 マイクロアレイとは、がんに対する身体の反応を遺伝子レベルで測定し、判定する最新のがん検査です。金沢大学付属病院の金子教授らが2007年より臨床試験を開始し、消化器がんの有無を血中のRNA量の変化を測定することで判定が可能だったことから実用化されました。
千代田線赤坂駅より歩いて2分のところにあるクリニックです。木曜・土曜の午前中も診察をしているので、通院のしやすさは◎。内装はアットホームで、飾りや絵画が飾られています。ゆったりと待っていられる雰囲気が良いですね。
徒歩3分程度のところには、カフェやコンビニ、銀行などがあるため利便性も高いといえます。
一人ひとりの個性にあった医療目指しているクリニックです。
陳瑞東クリニックでは、最新の医療を、毎日の診療に活かすことを目標としています。癌治療や東洋医学など、さまざまな方面の治療経験を役立てていきたいと考えているようです。抗がん剤の体に対する影響、副作用など、オリジナルの血液検査も実施しています。
同じ病気でもつらいと感じる度合いは、同じではありません。陳 瑞東医師は、以前の経験を活かして、その人に合った最適な医療をいつも考えています。また、多くの著書を執筆していて、更年期障害、漢方など、がん以外の内容も執筆されているようです。
日本更年期医学会 評議員/日本産婦人科学会 認定医/日本骨粗鬆症学会 評議員/日本臨床細胞学会 指導医/日本東洋医学会 専門医/日本癌治療学会
掲載している治療法は保険適用外の自由診療が含まれており、自由診療は全額自己負担となります。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。
また、副作用や治療によるリスクなども診療方法によって異なるため、不安な点は、各クリニックの医師に直接確認・相談したうえで治療を検討することをおすすめします。