NK細胞・T細胞を使った免疫療法を提供する湘南メディカルクリニックについて、治療法の特徴やクリニックの基本情報などをまとめて解説します。
湘南メディカルクリニックの免疫療法は、採血した患者の血液からNK細胞とT細胞を抽出して培養する方法で、活性化自己リンパ球療法です。
樹状細胞療法などほかの免疫療法やワクチン療法も行ってきた結果、高い効果が見込めるNK細胞とT細胞を活性化させる方法を採用しています。
免疫療法と併用して、ニボルマブやイピリムマブなどの分子標的薬を使った治療も行っています。
免疫療法によって免疫力を高め、がん細胞を攻撃する力をアップさせるのと同時に、免疫にブレーキをかける作用を抑制するので、アクセル&ブレーキ療法と呼ばれている方法です。
分子標的治療薬を使用した2種類の治療を行うことで、多角的にがん細胞を攻撃し、治療していきます。
湘南メディカルクリニックの診察室の隣には、ガラス越しに見学できるクリーンルームの培養室を設置。
どのような環境でワクチンが培養されているのかを見学し、熟練した培養士による手作業が見られます。
がん治療にとって必要な早期発見と予防を実現するために推奨されているのが遺伝子検査。遺伝子レベルでの検査は血液細胞の遺伝子を調べる「消化器がんマイクロアレイ血液検査」があり、胃がんや大腸がん、すい臓がんなど144の遺伝子から36項目のがんを調べる「遺伝子検査」があります。
初期のステージだと見つけにくいがんの発見、がんになりやすいかどうか(罹患率)を調べるなど早期発見や予防にピッタリ。将来に向けて検診の頻度と優先順位を考え、病気に対する備えができます。
湘南メディカルクリニックでは、毎月2回医師によるがん免疫療法の無料説明会を実施しています。免疫療法について、あまり詳しくわからない方やまずは個別よりも集合形式で大まかな話を聞きたい方、治療内容の基本を知りたい方などにピッタリでしょう。
個別のカウンセリングは、患者さん一人ひとりに対して十分な時間を確保。患者さんの思う不安や疑問に対して丁寧に応えてくれます。
キャメル色をベースにリッチでエレガントな雰囲気が広がる院内。照明や空調の調節、温度や湿度などの管理など、患者さんやご家族が快適に過ごせるよう細かいところまで配慮されています。
湘南メディカルクリニックは、西新宿駅より徒歩2分。大通りに面している新宿警察署の真ん前に位置するビルの7階にあり、初めて利用されるときもわかりやすい立地でしょう。土曜診療も受付しているため、平日は仕事でクリニックに行けない方でも通院しやすいクリニックです。
胸部外科で25年以上のキャリアをもち、心臓移植をはじめとする実績を持つ阿部医師。日本胸部外科学会の認定医でもあり、下肢静脈瘤の治療実績も豊富にあります。
外科的な治療を行うなかで、患者さんの免疫力が低下して元気がなくなることを問題視するように。患者さんの生活の質(QOL)を高めながら、自費診療の負担をおさえたクリニックを作るため湘南メディカルクリニック新宿院を開院されました。
免疫療法の研究や臨床を進めるにあたり、クリニック独自の免疫療法「アクセル+ブレーキ療法®」を考案。根治が難しいがんの症例において、免疫力を高めてうまく付き合う治療を提唱されています。
さらにアクセル+ブレーキ療法®の認知度を高めるために、各学会と講演会の参加やマスメディアでの情報発信、毎月2回実施されているクリニック無料説明会も積極的に開催。「すべての人に生きる希望を与える」ことを目標に邁進されています。
日本外科学会永久認定医/日本胸部外科学会永久認定医/心臓血管外科専門医(2004~2009)/下肢静脈瘤血管内レーザー焼灼術実施医/日本癌治療学会会員/日本心臓血管外科学会国際会員/日本胸部外科学会正会員/日本脈管学会会員/日本静脈学会会員/日本血管外科学会会員/日本再生医療学会会員/医学博士
「目の前で倒れている人がいたときに、必ず何かの役に立ちたい」という思いから医師を目指された加藤医師。消化器内科の外科医として20年にわたるキャリアと実績があります。
その後、「医療とは常によりよきもの、新たな可能性に挑戦すること」の考えをもとに外科医とは別に新しい道を目指すことに。自身のキャリアを生かせる医療を模索するなか、湘南メディカルクリニックの免疫治療に出会います。現在は諦めないがん治療をモットーに邁進されているようです。
さらに、近隣住民に対して健康講座や説明会などを開催して健康への意識を高める活動にも注力。患者さん、スタッフ、社会の「三方良し」が実現することを目標に湘南メディカル記念病院のかじ取りをしてきたいとのことです。
医学博士/日本外科学会専門医/日本消化器外科学会/日本内視鏡外科学会/日本臨床外科学会
日本再生医療学会/日本抗加齢医学会/総合診療認定医
掲載している治療法は保険適用外の自由診療が含まれており、自由診療は全額自己負担となります。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。
また、副作用や治療によるリスクなども診療方法によって異なるため、不安な点は、各クリニックの医師に直接確認・相談したうえで治療を検討することをおすすめします。