HOME » 抗がん剤の副作用のグレードによって、どんな症状が出るの?

抗がん剤の副作用のグレードによって、どんな症状が出るの?

抗がん剤の副作用にはグレードがあります。グレードによってどんな症状が出るのかをまとめました。

抗がん剤の副作用はグレード0から4まである

抗がん剤の副作用はグレード0からグレード4まで分類されています。

グレード0またはグレード1は、副作用的な症状が見られない、もしくは何となく調子が悪いけど投薬をしなくても2~3日で症状が治まるレベルです。患者さんも、このグレード0またはグレード1なら副作用は我慢できる程度だといいます。副作用が現れても抗がん剤投与を中止する必要がないため、継続投与が可能です。

一方でグレード2以上の副作用の場合、症状に対して処置や処方をしなくてはいけないレベルであり、場合によっては抗がん剤の中止や延期も考えなくてはいけません。グレード2以上だと患者さんも我慢ができない状態となります。

抗がん剤の副作用は血液データだけでなく自覚症状からも判断しますので、副作用の症状の程度をしっかりと見極めることで、グレードも判断しやすくなります。

副作用は無理をせず、医師に相談を…

抗がん剤投与によって現れる副作用は、人それぞれです。使う抗がん剤の種類によっても副作用の症状は変わりますし、症状の現れ方も個人差があります。

副作用が現れたときに「薬剤が効いている証拠だ」と考えて症状を我慢してしまう人も多いようですが、副作用が強いからといって治療効果が高いということではありません。むしろ副作用があるのに無理に我慢をしてしまう方が体力を奪われる原因に…。

現在は副作用における症状や苦痛を軽減する療法、対策が以前よりも進んでいるため、医師に相談をすれば副作用が軽減されることもあります。あまりにひどい場合は薬の種類を変更したり投与量を減らしたりして、まずは体力の回復を待つこともあります。

抗がん剤の副作用で現れやすい症状

脱毛

抗がん剤の副作用としてよく見られるのが頭髪や全身の体毛が抜け落ちる脱毛の症状です。細胞分裂の盛んな毛根細胞はダメージを受けやすく、毛の生えるサイクルが乱れてしまうのが原因となります。

抗がん剤の副作用「脱毛」について詳しく見る>>

吐き気・嘔吐

抗がん剤投与後24時間以内に起こる吐き気や嘔吐は「急性」、数日間で起こる吐き気や嘔吐は「遅発性」と呼ばれます。においなどの刺激や精神的な影響が考えられます。

抗がん剤の副作用「吐き気・嘔吐」について詳しく見る>>

貧血

抗がん剤によって赤血球やヘモグロビンの減少が起こると、体中の組織が酸欠となって貧血が起こりやすくなります。

抗がん剤の副作用「貧血」について詳しく見る>>

むくみ

抗がん剤の治療を開始した7割の方が、抗がん剤の投与後に体のむくみや重さ、だるさを感じるといわれています。体の倦怠感は長く続くのが特徴です。

抗がん剤の副作用「むくみ」について詳しく見る>>

口内炎

口の中の粘膜にできるぷちっとした白っぽい潰瘍が口内炎です。口腔粘膜の細胞分裂に抗がん剤がダメージを与え、その過程で発生する活性酸素も粘膜を傷つけるのが原因です。

抗がん剤の副作用「口内炎」について詳しく見る>>

しびれ

体の一部がしびれる症状があると、肌への刺激を的確に感じることができなくなります。手足の指先から始まることが多く、投与中止後も症状が継続することが多いです。

抗がん剤の副作用「しびれ」について詳しく見る>>

下痢・便秘

抗がん剤投与で起こる下痢や便秘は、抗がん剤により腸のぜんどう運動が活発になったり腸管感染により起こったりすると言われています。

抗がん剤の副作用「下痢・便秘」について詳しく見る>>

アレルギー(過敏症)

抗がん剤によるアレルギー症状は点滴直後から始まることがあります。免疫細胞による過剰な免疫反応が原因です。予防するにはアレルギーの有無を医師に伝えておきましょう。

抗がん剤の副作用「アレルギー(過敏症)」について詳しく見る>>

白血球減少

白血球の減少は抗がん剤が増殖活性の高い細胞をターゲットにするため、分裂が盛んな白血球が狙われます。投与開始後2~3日で減少が始まります。感染症にかかると重症化する危険性があります。

抗がん剤の副作用「白血球減少」について詳しく見る>>

血小板減少

抗がん剤の影響で血小板が減少すると、出血した場合血が止まりにくくなります。血が止まらないため慌ててしまいますが、速やかに止血して医師に相談しましょう。

抗がん剤の副作用「血小板減少」について詳しく見る>>

【特集】抗がん剤の副作用を軽減する注目の成分「催芽ブドウ種子」について見る>>