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インターフェロンアルファ

インターフェロンアルファとは

がんの治療において広く用いられているインターフェロン。インターフェロン治療は、B型やC型のウイルス肝炎治療に用いられることが多いことから、肝炎治療というイメージを持たれている方が多いかもしれません。

インターフェロン治療で投与される薬の種類はいくつかありますが、インターフェロンアルファは主にスミフェロンという商品名で、腎臓がん、多発性骨髄腫、慢性骨髄性白血病といった種類のがんの治療に用いられています。

ほかの治療法との違い

インターフェロンは、体内にウイルスや異物が侵入したときに、体内の細胞が反応して作られるたんぱく質の一種です。異物を攻撃したり増殖するのを抑える働きがあります。インターフェロン薬剤を投与することで、異物であるがん細胞を攻撃する力を高める治療法です。

生まれる細胞によって、アルファ・ベータ・ガンマに分けられます。アルファは多くのウイルスや病原体に応答して、マクロファージやリンパ球など多くの細胞で産生。がん細胞を攻撃するマクロファージやNK(ナチュラルキラー)細胞を刺激して、攻撃力を高めます。

インターフェロンアルファは1日1回または隔日に1回、症状や疾患の内容に合わせて1〜2シリンジを皮下または筋肉に注射します。

インターフェロンアルファが用いられる目的

インターフェロンには、ウイルスや異物の増殖を抑える効果があるので、薬剤として投与することによって、免疫力が高まり、がん細胞の増殖を抑制したり、活動を抑えたりすることが可能となります。

がんの種類や病態によって、治癒や症状緩和、延命などの目的は異なります。

インターフェロンアルファの効果

インターフェロンアルファは、主に、腎細胞がんや多発性骨髄腫、ヘアリー細胞白血病、慢性骨髄性白血病などの治療に用いられます。身体が本来持つ免疫力を高めて、がん細胞への攻撃力をアップさせると言われています。

インターフェロンアルファの副作用と対処法

インターフェロンアルファを投与すると、主な副作用として次のような症状が現れることがあります。

  • 発熱
  • 食欲不振
  • 全身の倦怠感
  • 頭痛
  • 筋肉痛、関節痛

ほかに、不眠や抑うつ、イライラ、躁状態などの精神的な症状が現れることもありますし、息切れや動悸、震え、寒気などの症状、皮膚のかゆみや炎症が起きやすかったり、出血しやすい、などの症状が起こることもあります。

インターフェロン治療中に体調の変化が現れた場合は、すぐに医師や看護師、薬剤師などに相談しましょう。