がん患者が自分の意志で治療に臨めるよう、化学的根拠に基づいたがん情報の発信を行うキャンサージャパン。
「がんを知る・学ぶ・集う」をテーマに、がん情報の提供や、がんに関するイベント開催情報を紹介しています。
がんのセミナーからがん情報の提供、各がんに関するプロジェクトの運営まで幅広い活動を見せる「キャンサーネットジャパン」。
運営しているのは、特定非営利活動法人キャンサーネットジャパン(CNJ)で、1991年から20年以上活動しているNPO法人団体です。
理事長の岩瀬医師は埼玉医科大学病院の教授を務めており、がんの研究開発に携わっています。ほかにも多くの現役医師やボランティアスタッフによって構成されているCNJ。
NPO法人として正しく活動できているかどうかを評価する外部評価委員を設置し、非営利団体として裏表のないしっかりとした運営を行っています。[参照:1]
CNJが主催する「ジャパンキャンサーフォーラム(JCF)」では、がん治療の新しい知識をがん患者や家族に向けて普及することを目的とした活動が行われています。
JCFは、いまや日本最大級のがんに関する情報交換の場として有名になり、毎年多くの来場が訪れる大規模なイベントとなっているようです。
イベントは、以下のような内容で構成されています。
また、同じ病気を持つ人が集うので、情報交換や意見交換も盛んです。先進医療について知っておきたい人は、今年の日程を確認していてはいかがでしょうか。[参照:2]
あらゆるがん情報をビデオ・冊子を中心にまとめて無料で紹介している「キャンサーチャンネル」。
大学病院の専門医が解説するがん治療の基礎レッスンや、ジャパンキャンサーフォーラムで行われたディスカッションの様子などの動画がまとめられています。
動画にはイラストも踏まえた解説が多いため、むずかしいがん治療の説明でもわかりやすく理解可能。きちんとがんについて勉強したい方は、各がんの種類ごとで冊子も無料配布しています。
もちろん冊子も医師によって監修されているため、内容は信頼できるものです。YouTubeにチャンネルも用意されているので、気になる人はチャンネル登録してもよいでしょう。[参照:3]
がんによって起こる心や容姿、生活の変化にどのように対応するかを考えるサイトです。4つのテーマにわけて簡単に紹介します。
がん治療をしながらもイキイキと過ごせるための情報がまとまっているサイトです。[参照:4]
CNJのサイトは、がん治療に向けて前を向くための情報を記載し、さまざまなイベントを運営するサイトです。
医師が監修しているだけでなく、さらに外部に評価委員会を設けていることから、情報の信頼性も十分に兼ね備えているといえます。
がんは多くの治療方法が存在し、研究も重ねているぶん、情報のアップデートが激しい分野。同じ病気の人や患者向けのイベントで新しい生の情報を取り入れるためにも活用できそうなサイトです。