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国立がん研究センターがん情報サービス

日本のがん医療・がん研究の拠点となる国立がん研究センターが運営する、がんに関する総合情報サイト「がん情報サービス」。ここでは、そのサービスの概要について簡単に紹介します。

国立がん研究センター「がん情報サービス」とは

国立がん研究センター「がん情報サービス」のキャプチャ
画像引用元:国立がん研究センター(http://ganjoho.jp/public/)

がん情報サービスでは、がんに関する基礎知識から治療法、病院選びまで総合的な情報が提供されています。

運営しているのは、がん医療の中心となっている国立がん研究センター。「社会と協働し、全ての国民に最適ながん医療を提供する」を理念に掲げて、がん患者のために研究を重ねる組織です。

サイト内容はがんの研究に関わっている医師30名以上が監修しており、信頼のおける情報提供を実現しています。

また、一般患者用サイト以外に医療関係者向けサイトも用意されており、より詳細で深い情報を知りたい人はそちらも閲覧可能です。[参照:1]

抗がん剤の副作用がわかる「化学療法全般について」

「化学療法全般について」というページでは、抗がん剤治療の副作用についての情報を記載。

抗がん剤治療とはどんな治療か?といった根本的な疑問から、副作用の発現時期、具体的な副作用(吐き気・下痢・出血・脱毛)別に処方できる薬と、自分でできる日常生活の工夫の仕方が紹介されています。

例えば、吐き気が起こった時には、以下のような具体的な内容が記載されています。

  • 「吐き気を抑える制吐剤を処方してもらうことができる」
  • 「横向きに寝て体を内側に曲げる体制が楽になれる」
  • 「食事や水分がほとんどとれないときは医療スタッフに連絡しましょう」

患者に副作用が起こった時、何をしてあげられるのか悩む家族も多いはず。そんな時のためのガイドブックとして使えるページです。[参照:2]

がん初心者向け「がんになったら手に取るガイド」

タイトル通り、がんになったとわかった瞬間から使えるガイドブックです。228ページの超大作でかなり時間がかかりそうですが、各章ごとに読むこともできます。

がんの告知をされて、「頭が真っ白になった」「涙が出た」と心がグラグラする人は少なくありません。自分の病気を受けいれるのも難しいなかで、物事を考えるのは難しいでしょう。

ガイドの中には、そんな時の心の整理方法から、これから何をしたらいいのか、治療費のお話まで、がんになって考えることがまとめて紹介されています。

このガイドは読むための手段を何通りも用意しており、ウェブページ・PDFファイル・電子書籍などネットを使って見る方法も充実しています。

書店で購入やがん相談支援センターで見本版を見ることも可能です。[参照:3]

家族と読みたい「生活・療養」

「生活・療養」のページには、これからがんと闘っていくことで浮かんでくる疑問や起こりうる生活で困ったことに対するQ&Aが用意されています。

医師とはどんな関係を作ればよいのか、どんな食事を取ればよいのか、仕事は休職すべきなのか、と出てくる問題はたくさんあるもの。

ですが、これらに1つひとつ自分で答えを探していては闘病生活がしんどくなるでしょう。すでにある「こうしたほうがよい」を参考に、自分の場合はどうするかを考えると少し楽になるはずです。

中には家族向けのお話しもあります。家族ががんになった時は、

  • 患者の気持ちや希望を理解する
  • 情報とうまく付き合う
  • 家族が自分自身も大切にする

の3本柱のヒントで、患者とがんとうまく付き合っていくようにすると良い。といった具体的なお話しも乗っています。[参照:4]

国立がん研究センター「がん情報サービス」まとめ

国立がん研究センターの「がん情報サービス」は、患者と家族の目線にあわせて、がんになってからの生き方を支えてくれる情報サイトです。

国立機関によって作られたサイトなので、信頼度はこれ以上ないほど抜群。研究機関・病院・大学とさまざまな医師の監修を受けており、いろんな目を通っているので間違いないでしょう。

いろんな目を通る分、最新の医療というよりも本当に知っておくべき基礎的な内容が詰まっているサイトです。

がんを告知されて、まだ何もわからない状態であれば一度みておくべきサイトといえます。

記事制作で参考にしたサイト・文献