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がん制度ドック

がん患者とその家族が安心して暮らせるような支援体制を構築することを目指している、NPO法人がんと暮らしを考える会。そのNPO法人がんと暮らしを考える会が運営をしている「がん制度ドック」についてまとめています。

NPO法人がんと暮らしを考える会「がん制度ドック」とは

NPO法人がんと暮らしを考える会のキャプチャ
画像引用元:NPO法人がんと暮らしを考える会(https://www.gankura.org/)

がん制度ドックとは、がん患者の暮らしについての困りごとをサポートしている「NPO法人がんと暮らしを考える会」が運営しているサイトです。

がん患者やその家族、医療従事者が無料で使うことができ、症状・体調・希望に合わせてがんのお金に関する制度を検索することができます。

使い方は簡単で、がんの種類や年齢などの情報を入力するだけで利用できるがん制度を知ることが可能です。自分で調べる手間が省けるので、嬉しいサービスといえるでしょう。

がん制度ドックを活用して、経済的な問題を解消してください。[参照:1]

健康保険に関する制度

がん制度ドックでは、健康保険に関する制度を検索することができます。

高額療養費制度・限度額適用認定症

医療機関、または薬局の窓口で支払った金額が月の始めから終わりまでで一定額を超えた場合、超えた分の金額を支給する制度です。

傷病手当金

がんを患ったため働けなくなり、収入が減少したときに受けることができる保険給付です。療養中の生活を安定させるための所得補償となります。

退職後:傷病手当金(継続給付)

一定の条件を満たしている場合、退職後であっても支給開始から1年6ヶ月間疾病手当金がもらえます。

葬祭費・埋葬料(費)

公的医療保険の被保険者や被扶養者、加入者が亡くなった際に埋葬・葬儀などを行なった人に支給されます。

退職に伴う健康保険制度

退職した翌日から加入していた健康保険が使用できなくなるので、国民健康保険への加入や健康保険に加入する家族の扶養者になるなどの手続きが必要です。

国民健康保険税の減免・徴収猶予

身体的、もしくは経済的な理由によって国民健康保険税を納められない場合は、保険料の減免制度・徴収猶予があります。

利用タイミングや対象者はがん制度ドックに詳しく記載されているので、チェックしてみてください。[参照:2]

公的年金に関する制度

がん制度ドックで検索できる公的年金に関する制度を紹介します。

障害基礎年金

がんが原因で労働や生活に障害が出た場合、生活を保障するために支給される年金です。

障害厚生年金・障害手当金

障害基礎年金と同じように、がんを患って労働や生活に障害が出た場合に支給される年金のことです。

遺族基礎年金

国民年金に加入している方が亡くなった際に、18歳未満の子ども(障害状態にある場合は20歳未満)がいる場合に支給されます。

死亡一時金

国民年金の保険料を3年以上納めた方が年金を受け取らずに亡くなった場合で、遺族基礎年金を受けられないときに支給される年金です。

寡婦年金

国民年金の被保険者期間が25年以上の方が年金を受け取らずに亡くなった場合、寡婦(未亡人)に支給されます。

遺族厚生年金

厚生年金に加入している方が亡くなった場合、その方によって生計を維持していた遺族に支払われる年金です。

年金保険料免除制度・猶予制度

厚生年金に加入している方が退職した後、60歳未満の方は国民年金に加入するための手続きが必要となります。

年金の繰上げ受給

通常は65歳からの支給になりますが、希望をすると60歳から国民年金を受けることができます。

遺族厚生年金:中高齢寡婦加算

妻の遺族年金に一定の条件で加算される年金です。公的制度を利用することで、経済的負担を軽減することが可能です。[参照:3]

雇用保険に関する制度

がん制度ドックで検索できる、雇用保険に関する制度を紹介します。

基本手当の受給期間延長

働ける状態になるまで、雇用保険の失業給付の受給を保留にしておく手続きです。通常、離職後1年を超えてしまうと雇用保険の給付を受けることができません。

しかし、受給期間中に病気やケガなどによって30日以上働けなくなった場合は、働ける状態になるまで雇用保険の受給を保留することが可能です。延長期間は最長で4年となります。

雇用保険の基本手当

雇用保険の被保険者が退職をし、失業中の生活を心配することなく新しい仕事を見つけ、再就職するために手当てが支給されます。

介護休業給付金

家族の介護のために休業を取得したことで給与が支払われなかったり、減額されたりした場合に受給できる給付金です。

雇用保険に関する窓口はハローワークとなっているので、困ったことがあれば相談しましょう。[参照:4]

「がん制度ドック」まとめ

年齢やがんの種類、治療状況などを入力するだけで公的な支援制度や民間の支援サービスなどを検索できるので便利です。

がん制度ドックを利用することで今までわからなかった制度が見つかり、がん治療をする際の経済的負担を軽減することができるかもしれません。

使い方は簡単なので、一度利用してみてはいかがでしょうか。

記事制作で参考にしたサイト・文献