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セカンドオピニオンを活用する

ここでは、がん治療を進めていくうえで大切な「セカンドオピニオン」を紹介します。セカンドオピニオンを受ける必要性や手続きの方法、セカンドオピニオンを受ける際に気をつけなければいけないことなど、正しい情報が得られるコンテンツです。

がん情報サービス「セカンドオピニオンを活用する」とは

がんになったら手にとるガイド [国立がん研究センター がん情報サービス]のキャプチャ
画像引用元:がんになったら手にとるガイド [国立がん研究センター がん情報サービス](https://ganjoho.jp/hikkei/chapter2-1/02-01-07.html)

セカンドオピニオンとは「第2の意見」という意味で、主治医以外の医師から意見を求めることです。

セカンドオピニオンを受けることで担当医の意見を別の角度から検討できたり、病気に対する理解が深まったりするメリットがあります。

別の治療方法が提案された場合は治療の選択の幅が広がるので、納得して治療を受けることができるでしょう。

最適ながん医療を提供している国立がん研究センターが運営を行なっている「がん情報サービス」の「セカンドオピニオンを活用する」でも、セカンドオピニオンについて記載があります。[参照:1]

セカンドオピニオン外来とは

最近では多くの病院で設置されている「セカンドオピニオン外来」。慶応義塾大学病院のセカンドオピニオン外来の場合は、他の医療機関で十分な説明を受けている方に対して主治医からの医療情報をもとに、治療方法や診断内容などについてアドバイスをしてもらえます。

セカンドオピニオン外来での相談の後は、今後の治療方針や治療内容を現在の担当医と決定する際の参考となる第二の意見の提供を目的としているのが特徴です。

慶応義塾大学病院のセカンドオピニオン外来では、新たな治療や検査は行ないません。そのため、主治医からの紹介状が必要となるので注意してください。相談の対象となるのは成年患者本人、成年患者本人の同意を得た家族です。[参照:2]

セカンドオピニオンのために必要な手続き

セカンドオピニオンを受ける際は、主治医にセカンドオピニオンを受けたいと伝え、必要な書類を準備してもらいましょう。必要となるのは紹介状、血液検査、病理検査・病理診断などの記録、MRIやCTなどの画像検査結果やフィルムなどです。

来院している医療機関からの資料は、セカンドオピニオンを行なう側の医師にとってかなり重要な情報です。資料を確認することで症状を客観的に評価し、適切なアドバイスを伝えることができます。

セカンドオピニオンは相談時間決まっていることが多いので、事前に安に思っていることや知りたいことなどをまとめるのがおすすめです。セカンドオピニオンでの受診結果は持ち帰って担当医に伝え、今度の治療方針を決めていくうえで役立ててもらうようにしましょう。[参照:3]

セカンドオピニオンの医師や病院の選び方

最近はがん医療を行なっている多くの病院で、有料のセカンドオピニオン外来が設置されています。

どこの病院でセカンドオピニオンを受けて良いのか迷っている方は、がん診療拠点やがん相談支援センターに問い合わせると、その地域でセカンドオピニオン外来を実施している病院を教えてもらうことが可能です。

また、がんが発見された箇所の治療に高い実績を上げている病院や医師を選ぶのも方法のひとつといえます。医師の腕と出身大学はほとんど関係がないので、セカンドオピニオンを受ける際の基準にしないようにしましょう。

セカンドオピニオン外来は公的医療保険が適用されない自費診療になるので、相談時間と金額もチェックしてみてください。[参照:4]

「セカンドオピニオンを活用する」まとめ

セカンドオピニオンは、がん治療を進めていくうえでとても重要です。ひとりの医師だけではなく、別の医師の意見も聞くことで納得できる治療法を見つけられる可能性があります。

ただし、セカンドオピニオンを受ける際は情報に踊らされないように注意が必要です。インターネットの情報だけを鵜呑みにせず、気になった病院のホームページをチェックして、医師の実績を確認しましょう。セカンドオピニオンを有効に活用して、十分納得したうえでがん治療を受けるようにしてください。

セカンドオピニオンを受けるとその病院に転院したり主治医を変えたりしなければならない、という勘違いをしている患者さんが多いようです。

治療はあくまで主治医の「ファーストオピニオン」をもとに進められますので、その点は勘違いしないようにすべきです。

また現在の治療方針について十分理解した上でセカンドオピニオンを受けないと、患者もその家族も混乱するばかりでかえってマイナスの結果を招きかねません。

しっかり現状を把握してから、セカンドオピニオンを受けるようにしてください。

記事制作で参考にしたサイト・文献