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副作用が出る時期

抗がん剤を投与したあと、どれくらいの期間でどのような副作用が現れるのか、国立がん研究センターなどの情報を参考にまとめています。

【特集】
抗がん剤の副作用に悩む方・
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抗がん剤の副作用が出る時期と起こる副作用

がんは何らかの原因で正常な細胞の遺伝子が傷つき、際限なく増殖するようになる病気。抗がん剤はこうしたがん細胞の性質を利用して、分裂が異常に活発な細胞を狙い撃ちして、その動きを止める薬です。

しかし、正常な細胞のなかにも活発に分裂する細胞があり、それらをがん細胞と間違って攻撃してしまうことで、抗がん剤の副作用は起こります。

副作用として感じられる症状は、投与から時間が経つごとに少しずつ変わってきます。いったいどのような時期にどのような症状が現れるのでしょうか。

投与した直後 アレルギー反応(痒み・発疹・血圧低下等)・吐き気・嘔吐・発熱など
1週間以内 全身の倦怠感(疲れ・だるさ等)・食欲不振・吐き気・嘔吐・下痢・便秘など
1~2週間 胃もたれ・口内炎・食欲不振・下痢・便秘・貧血・血小板減少・白血球減少など
2~4週間 皮膚症状の変化(角化・しみ等)・手足のしびれ・脱毛・膀胱炎・味覚障害・感染症・肺炎・腎機能障害・爪の変形や変色など

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すぐ現れる副作用と期間を経てから出る副作用

抗がん剤の副作用にはさまざまなものがありますが、それらが一度に起こるわけではありません。薬が投与されてからすぐに現れる症状と、一定期間を経てから現れる症状があります。

細胞分裂が活発に行われている骨髄、口内や胃腸の粘膜、毛根などは、抗がん剤によるダメージを受けやすく、その結果、「白血球の減少」「吐き気」「脱毛」などの副作用が起こります。

もっとも顕著な副作用といわれているのは「吐き気」「全身の倦怠感(疲労感)」「白血球の減少」です。以前は「脱毛」が抗がん剤の副作用の代名詞として挙げられましたが、現在は脱毛を誘発しない抗がん剤も増え、髪の毛を失う心配が少なくなりました。

こうした副作用の現れ方は、抗がん剤の種類によって大きく異なるだけでなく、投与を受ける個人の体質や体調、進行の度合いによっても異なります。したがって抗がん剤による化学療法には、医師や病院と連携プレイが必要不可欠。

使われる抗がん剤からある程度の副作用を予測することはできますが、最終的には、投与を受けた後、時間の経過とともに現れるさまざまな症状に合わせ、的確な支持療法でサポートしてもらいながら治療を進めることになります。

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自覚症状のない「骨髄抑制」などの副作用

副作用のなかには、自覚症状がないものもあります。その代表が「骨髄抑制」と呼ばれる症状で、骨髄がダメージを受けることにより血液を創るはたらきが低下し、白血球、赤血球、血小板が減少するものです。

骨髄抑制は薬の投与から1~2週間目にかけてピークとなり、そのころ白血球の数は最低値となります。

健康な成人の血液には1立方ミリメートルあたり4000~9000個の白血球が含まれていますが、骨髄抑制が起こると、それが1000~2000個に減ってしまい、通常よりも感染症にかかりやすくなります。

また、貧血(赤血球の減少)、出血(血小板の減少)なども起こりやすくなるので、この時期は特に注意が必要です。

同じ時期に、肝機能障害、腎機能障害などの副作用も起こります。こうした自覚症状のない副作用は、尿や血液などの定期検査を受けることで、早めに発見することが可能です。

一般的な抗がん剤治療の場合、どの病院も、こうした自覚症状のない副作用に対して迅速な対応ができるよう定期的な検査や問診を行っています。

不安な点・不快な症状がある場合はすぐに担当医に相談するようにしましょう。

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検査で初めてわかる副作用

さまざまな副作用のなかには、自覚症状のないものもあります。自分では気づきにくい副作用は尿や血液などの定期検査を受けることで、早めに発見することが可能です。

例えば貧血や肝障害、腎障害などは自覚症状よりも検査で発見されやすいため、抗がん剤治療をしている間は定期検査を受けることが大切です。

副作用が起こっていたとしても定期検査で早く発見できれば、適切な対処を迅速にでき、症状が重くなるのを防ぐことができます。

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